断熱コート

断熱性能遮熱性能を兼ね備えました。

断熱コートの優れた断熱・遮熱性能で冷暖房費の節減・省エネに貢献します。

また、断熱性能により内部結露を抑制します。

特長

断熱・遮熱 シリコン変性アクリルエマルション樹脂に、熱エネルギーとなる赤外線を反射させる特殊な遮熱顔料と、熱伝導率を低減させる有機無機ハイブリットバルーンを使用しました。
耐汚染性 緻密で強靭な塗膜は、汚れを寄せつけません。
防音性 高い防音効果により、雨音などの騒音や衝撃音を軽減します。
結露抑制 建物内部に塗ることにより、内部結露を抑制します。
防水性 外部の雨水を遮断し、防水効果を持続します。
JIS6909透水性B法(規格値0.5㎖以下)に適合(0.18㎖)
環境配慮型塗料 一液水性タイプでホルムアルデヒド放散量もF★★★★適合、環境にやさしい塗料です。
耐候性 シリコン変性アクリルエマルション樹脂を使用した断熱コートは耐候性に優れ、長期にわたり美観を保ちます。
艶消 質感のある艶消の仕上がりです、艶有仕上がりの場合はトップコートとしてスーパートップ遮熱または遮熱シリコントップⅡを施工することより可能です。
防藻・防カビ効果 建物の北側や湿気の多い場所に発生しやすいカビや藻を防ぎ長期にわたり建物を守ります。

標準工法(建物内外壁面の保護および美装)

適応下地:コンクリート、モルタル、PCa板、スレート板、ケイカル板

1.スチップル状仕上

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り カチオン浸透エポプライマー 0.1~0.15 2時間以上 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。

基層塗り 断熱コート 0.6~0.8 4~72時間 水道水にて0~1%希釈し、多孔質ローラーにて塗布。
模様塗り 断熱コート 0.6~0.8 4~72時間

2.ユズ肌状仕上

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り カチオン浸透エポプライマー 0.1~0.15 2時間以上 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。
主材塗り1 断熱コート 0.3~0.5 6~72時間 水道水にて下記用量希釈し、エアレススプレー<口径0.4mm程度>・プランジャー式(3~5%希釈)、またはリシンガン自在タイプ<口径4mm程度>(5~7%希釈)にて塗布。
主材塗り2 断熱コート 0.4~0.5 6~72時間

3.斑状(小粒)仕上

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り カチオン浸透エポプライマー 0.1~0.15 2時間以上 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。



基層塗り1 断熱コート 0.3~0.5 6~72時間 水道水にて下記用量希釈し、エアレススプレー<口径0.4mm程度>・プランジャー式(3~5%希釈)、またはリシンガン自在タイプ<口径4mm程度>(5~7%希釈)にて塗布。
基層塗り2 断熱コート 0.4~0.5 6~72時間
模様塗り 断熱コート 0.4~0.6 6~72時間 原液のまま、リシンガン(口径4~6cm)にて塗布。

<下塗り共通一覧>カチオン浸透エポプライマーの他下記プライマーも使用できます。

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り フローンエコプラ速乾 0.12~0.15 3~48時間 A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合、撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
弾性タイル プライマーS 0.15~0.2 2時間以上 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。
セイフティフィラー 0.3~0.7 4時間以上 水道水にて3~7%希釈し、中毛ローラーにて塗布。

<トップコート仕上、艶有仕上>トップコート仕上、艶有仕上の場合、上塗りを施工します。ご使用の際は必ず各カタログをご参照下さい

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
上塗り 遮熱シリコントップⅡ 0.15×2回塗り 1時間以上 水道水にて0~10%希釈し、中毛ローラー、ハケにて塗布。
スーパートップ遮熱 0.15×2回塗り 4~48時間 A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。

標準工法(屋根面)

適応下地:波形スレート、トタン、鋼板

4.波形スレート面(推奨仕様)

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り カチオン浸透エポプライマー 0.1~0.15 2時間以上 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。
主材塗り1 断熱コート 0.3~0.5 12~72時間 水道水にて下記用量希釈し、エアレススプレー<口径0.4mm程度>・プランジャー式(3~5%希釈)、またはリシンガン自在タイプ<口径4mm程度>(5~7%希釈)にて塗布。
主材塗り2 断熱コート 0.4~0.5 12~72時間
上塗り1 スーパートップ遮熱 0.15 4~48時間 A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて0~20%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
上塗り2 スーパートップ遮熱 0.15

5.波形スレート面(ローラー仕様)

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り カチオン浸透エポプライマー 0.1~0.15 2時間以上 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。
主材塗り1 断熱コート 0.3~0.5 12~72時間 水道水にて3~5%希釈し、多孔質ローラー(細目)にて塗布。
主材塗り2 断熱コート 0.4~0.5 12~72時間
上塗り1 スーパートップ遮熱 0.15 4~48時間 A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて0~20%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
上塗り2 スーパートップ遮熱 0.15

6.トタン・鋼板屋根面(推奨仕様)

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り 遮熱サビ止めプライマー 0.16 6~48時間以上 A液:B液=5:1(重量比)の割合で計量、ソルエポシンナーにて0~10%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
主材塗り1 断熱コート 0.3~0.5 12~72時間 水道水にて下記用量希釈し、エアレススプレー<口径0.4mm程度>・プランジャー式(3~5%希釈)、またはリシンガン自在タイプ<口径4mm程度>(5~7%希釈)にて塗布。
主材塗り2 断熱コート 0.4~0.5 12~72時間
上塗り1 スーパートップ遮熱 0.15 4~48時間 A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて0~20%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
上塗り2 スーパートップ遮熱 0.15

7.トタン・鋼板屋根面(ローラー仕様)

工程 材料名 使用量/回
(kg/㎡)
上塗可能時間
(23℃)
備考
下塗り 遮熱サビ止めプライマー 0.16 6~48時間以上 A液:B液=5:1(重量比)の割合で計量、ソルエポシンナーにて0~10%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
主材塗り1 断熱コート 0.3~0.5 12~72時間 水道水にて3~5%希釈し、多孔質ローラー(細目)にて塗布。
主材塗り2 断熱コート 0.4~0.5 12~72時間
上塗り1 スーパートップ遮熱 0.15 4~48時間 A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて0~20%希釈、混合、電動攪拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
上塗り2 スーパートップ遮熱 0.15
※ 各塗料の使用量は標準値です。屋根材の形状(倍率)、下地の状態によって塗回数・使用量が増加する可能性があります。
※ スーパートップ遮熱は色、下地のパターン、天候(気温等)によって希釈率が異なりますのでご注意下さい。